青い空、青い海、潮風と椰子の木 イヌと一緒にどこまでも♪ イヌからキミへ ハッピーライフの贈りもの

文:TOMOMI SHIRAI / 白井 朝美
写真:HALE DAVIS / へイル デイビス

 

HELLO WORLD~!

こんにちは。

はじめまして。

今回から『INU MAGAZINE(イヌマガジン)』で執筆させていただくことになったカリフォルニア在住の朝美と申します。

カリフォル二アは、太陽サンサンの夏日和が続いておりますが、海、山、街の中と元気印のイヌたちの姿をあちこちで見かけます。そんなイヌたちの姿を眺めることが趣味と化しているワタシのカリフォル二アン・イヌライフです。

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カリフォル二アのビーチは、イヌだらけ。今日も、こんな風景が広がっています。

ワタシとイヌの付き合いは、世界中にいるどこの誰よりもなが~い付き合いで、イヌとのご縁は最高に恵まれているワタシです(笑)。

とお~いとお~い昔、ワタシが幼少の頃にさかのぼりますが、ワタシのウチにはいつもイヌがおりました。

一匹目は、どこからともなくやって来た黒と白ぶちの中型の雑種犬で、ワタシが物心が尽き始めたかな~という時期だったので、残念ながら、薄っすらとしか覚えていません。2匹目は、ご近所の家で産まれたマルチーズ。なかなか飼い主が見つからない残りイヌということで、ウチで迎えることになりました。3匹目は、これまた、どこからともなくやって来た中型の雑種犬。顔の部分が真っ黒で、鼻の頭に真っ白な線が一本はいったイヌ。この時、雑種犬のお腹には、すで新しい生命が育っていたので、後に、2匹の子犬を産み落とし、ワタシは、一気に3匹のイヌと暮らすことになったのです。

そんなイヌたちは、ワタシの腕をグングン引っ張っては全速力で前を突っ走り(引っ張り癖だったりする?)、体当たりハグをし(飛び癖だったりする?)、一緒に食卓を囲み(おねだりだったりする?)、夜になると、ワタシの枕元と足元でグ~スカと寝息を立てて寝ておりました(しかも、絶対に動いてはくれないので、いつも、ギュウギュウ詰めの状態です、、、)。

一筋縄ではいかない強烈なキャラを持ったイヌたちは、いつでもワタシの味方であり、ワタシを信じて守ってくれる存在でもありました。

腕をグングン引っ張る?体当たりハグ?一緒に寝てる?なんて、専門的な見方をしたら、おいおい、それは、ちょっと違うだろ~?となるかもしれませんが、ワタシにとっては、それが励みであり、愛情であり、安心感でもあったのです。行き場のない迷路に迷った時、真っ先に駆けつけてくれるイヌたちは、ひとりでは、抜け出せないような迷路を共に歩き、出口へと導いてくれる頼もしい存在。

どんなに辛い境遇にあっても、暗いトンネルが長く続いたとしても、いつか必ず、扉は開かれるもの。それを教えてくれたイヌたちは、最強のパートナーとなって、突破口を探してくれました。大げさかもしれませんが、ワタシにとってのイヌは、スーパーヒーローでもあるのです。

イヌから学ぶ教えは、まさに生き方のタツジンではないかと思ってしまうほど、とても深く、とても優しく、とても寛大で偉大です。ワタシは、それをイヌの哲学、イヌロソフィー(DOG PHILOSOPHY /  INU-LOSOPHY)と呼んでおります。

ココロが壊れた時、涙を拭ってくれるイヌ。

行く道に迷った時、そっと寄り添ってくれるイヌ。

落ち込んだ時、無邪気におどけてみせてくれるイヌ。

真っ直ぐな瞳の中に、全てを受け止めてくれるイヌ。

生命がけで愛するヒトを守り、信じ、そして、背中をそっと押してくれるイヌ。

底抜けに明るくて、チャーミングで大げさすぎる愛情表現で迎え入れてくれるイヌ。

イヌがいれば、楽しさも倍増。ワタシたちの意識と毎日の暮らしの中にイヌロソフィーを取り入れたら、社会はより豊かに、人間は、もっともっと優しい生きものになれるのではないかな~と思ってしまうコトもしばしばあります(いや、結構、あるかも。笑)。

ワタシを探してくれた4匹のイヌたちは、もう、いませんが、イヌたちが残してくれた足跡は、今でも胸の奥深くに生き続けています。そして、間違いなく、これからも、ずっと、生き続けていくと思います。

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イヌの足跡をフォローするのだ。

小学校の作文に書いた将来の夢は、ペットスタイリストになることでした。渡米後、様々な経験をしてきましたが、ペットスタイリストになりたいという夢も叶えることもでき、そこで、たくさんのイヌとヒトとの出会いと別れがあり、多くのコトを学ばせてもらいました。

実は、ライターになろうと思ったのも、イヌとの出会いから。ライターとしての初の執筆記事は、イヌ記事だったのを覚えています。イヌを通して見えたきた様々な出来事と人との出会いから、地球環境や人、どうぶつ、私たちの暮らす社会をも考えるようにもなり、徐々に執筆分野も広がっていきました。現在は、フード、ファッション、ビューティー、ヘルス&フィットネス、ライフスタイル、エコ、ソーシャルイッシュー、ウーマンエンパワメント、リレーションシップ、セクシャリティー、ラブ&ポジティブ・セックスまで多岐に渡り書かせて頂いているのですが、イヌとの出会いが書くコトへのモチベーションであり、ミッションであり、原点ともなっています。

今度は、『INU MAGAZINE(イヌマガジン)』という場所で、イヌの目線で立ち、イヌの声に耳を傾け、イヌを考え、イヌの生きる社会に問いかけていければと思っています。ヒトとイヌ、それぞれのライフストーリーやラブストーリー(?)を追いかけ、モノ、コト、トレンドを嗅ぎつけ、ソーシャルグッドなペットビジネスからエンターテイメントまで、まるごと何でもイヌ話題をお届けしていきます。

キーワードは、“ LIFE IS BETTER WITH DOG. ”

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イヌと育み、イヌと共に歩く。そこにあるそれぞれのストーリー。

ワタシを探してくれたイヌたちに感謝。

全てのイヌに感謝。

今後とも、よろしくお願いします!

BE KIND TO ONE ANOTHER

GRATITUDE 感謝

KEEP SMILING


白井朝美のプロフィール

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アメリカは、ニューヨークとカリフォルニアで暮らす。金融機関勤務、ダンサー、ハリウッドパパラッチ隊、ランジェリー・スタイリスト。ペットスタイリスト&ウエルネスアドバイザーとしても活動。米動物病院でのトリミング部の立ち上げやボランティア・トリミングに携わり、セレブレティ・ペットスタイリストとしても従事。現在は、ライター&コーディネーター。朝活ラン、ダンス、ヨガとネコと相棒くんと自由を謳歌する自由人。

ABOUTこの記事をかいた人

TOMOMI SHIRAI / 白井 朝美

アメリカは、ニューヨークとカリフォルニアで暮らす。金融機関勤務、ダンサー、ハリウッドパパラッチ隊、ランジェリー・スタイリスト。ペットスタイリスト&ウエルネスアドバイザーとしても活動。米動物病院でのトリミング部の立ち上げやボランティア・トリミングに携わり、セレブレティ・ペットスタイリストとしても従事。現在は、ライター&コーディネーター。朝活ラン、ダンス、ヨガとネコと相棒くんと自由を謳歌する自由人。