9月24(土)、25日(日)に神奈川県・山下公園で開催された、「ONE LOVE ALOHA」。その名の通り、ハワイ気分を愛犬と満喫できるイベントの様子をお伝えします!
海風が心地よい山下公園で、愛犬とハワイを楽しめるイベント
「ONE LOVE ALOHA」は、山下公園での開催ということもあり、本当に海が目の前にある場所で愛犬と楽しめるイベントでした。
来場されている愛犬家の皆さんも、公園内のブースから海までを散歩しながら笑顔で歩いているのが印象的でした!
各ステージではフラダンスを披露するダンサーや、フードコートにはロコモコなどといったハワイアンな料理が目白押しでした。
愛犬と散歩しながら楽しめる内容が盛りだくさんのブース&イベント!
「ONE LOVE ALOHA」のブースは、それぞれに特長をもったブースが多数ありました。
特にHonda Dogのブースは、愛犬とのドライブにぴったりな「Honda Dog シリーズ」を多数展示しており、注目を集めていました。
実車を2台置き、ペットシートマットや各種グッズについても、実際に体感しながら説明を聞くことができるので、スタッフさんに質問している愛犬家のかたも多かったようです。
さらに、アンケートに答えると愛犬&飼い主への嬉しいプレゼントがもらえる「Honda Dog CAFE」ブースでは、来場した愛犬家で大盛況でした。
美味しそうな犬用のスコーンと、飼い主向けにデトックスウォーターをもらえるので、少し歩き疲れた愛犬&飼い主さんはとても喜んでいる様子でした。
また、今年8月に新発売されたというギアチェンジの際のバーにとりつけるカバーは、なんと肉球デザイン!
開発チームの努力で実際の肉球の質感にできるだけ近づけたのだとか。純正だからこそ、譲れないものづくりへのこだわりが、「Honda Dog シリーズ」にもしっかりと受け継がれているようです。
ブースの責任者であるホンダアクセスの石井さんは、「私たちは車を売って終わり、というわけではなく、愛犬家の方々のライフスタイルにあったものを提供していきたい」と話し、ホンダの犬達とのライフスタイル提案に対する熱い思いを聞くことができました。
今後は、ECサイト「circle h」へも注力し、キャンプや釣りといった、趣味からはじまる様々な愛犬とのライフスタイルを提案していくとのこと。車メーカーならではの愛犬とのライフスタイル発信には、ますます注目していきたいですね。
保護犬譲渡や「殺処分ゼロ」へ取り組む企業・自治体ブースが多数
さらに、今回の「ONE LOVE ALOHA」で印象的だったのが、保護犬譲渡や殺処分ゼロへの取り組みを行っている企業や自治体、NPOなどの参加が多かったこと。
クレジットカード大手のクレディセゾンは、クレジットカードのポイントを神奈川県の保護施設に寄付できる取り組みを開始し、既存のクレジットカードユーザーに手軽に寄付できる仕組みを提案。
実際にセゾンカードユーザーである筆者も体験したところ、自分のカードの番号などがあれば、すでに保有しているポイントですぐに寄付できたのは驚きました。
「ネット上でポイントを寄付することもできるので、より多くの人に知ってほしい。私たちも殺処分ゼロについては積極的に取り組んでいきたいと思っています」と語るのは同社の長谷川さん。
寄付されたポイントは、神奈川動物保護センターへの建設基金に回されるとのこと。神奈川動物保護センターは、老朽化のため平成31年度の開設を目標に神奈川県が基金を設立しています。
企業と自治体が協力した取り組みによって、より多くの人に関心を持ってもらい、殺処分ゼロを継続していきたいという強い思いを感じることができました。
また、クレディセゾンのCMに起用され、保護猫&犬の飼い主である武田梨奈さんもイベントステージに参加。
愛犬家・愛猫家である自らの体験を話し、「1日1日を自分の愛犬や愛猫と大切に過ごしてほしい」と、自身も協力するクレディセゾンの取り組みに対し、積極的な姿勢を見せていました。
楽しみながらも、学ぶ機会が多かった「ONE LOVE ALOHA」
2日間に渡り行われた「ONE LOVE ALOHA」の来場者数は4万3千人(主催者発表)。そして、保護犬譲渡会では、50頭参加のうち、なんと約20頭が新たな縁を見つけることができたとのことです。
ハワイイベントとして愛犬とともに楽しみながらも、企業や自治体の取り組みを実際にブースで知ることができたのは、来場した愛犬家やそうでない一般来場の方でも、有意義な機会だったのではと思いました。
企業や自治体、NPOが取り組む活動が、より多くの人々に知られることで、動物たちとの暮らしが豊かになっていく社会の実現に一歩ずつ近づいていくのかもしれません。