4月14日に発生した熊本地震。最大震度は7を観測し、被災地では停電なども発生しているようです。被災地の皆様と愛犬たちのご無事を心からお祈りしています。
今回のようないつ起こるかわからない地震などの災害は、直接の被害だけでなく停電や断水などの副次的な被害をもたらします。
特にお留守番の多い愛犬にとっては、暑い季節の停電は天敵。
交通網がストップしてしまうと外出先から自宅まですぐに帰ることが出来ないのも考えると、いまから備えておくべきことは多いです。
本記事ではそんな停電時の暑さ対策をご紹介しましょう。
犬にとっての暑さの基準とは?
犬にとって日本の暑さは大きな影響を与えます。ひとつの基準として、気温23℃以上、湿度60%以上になると熱中症になる可能性が高まるといわれています。
犬は発汗による体温調整がうまくできないため、私たちが思っているよりも熱中症になりやすいのです。
特に室内飼いの場合は、災害時に閉めきった部屋にいるため、なおさら部屋の気温は上昇してしまいやすい環境になります。
普段の熱中症対策は、エアコンを使う
そんな熱中症対策として、通常有効なのはエアコンをつけておくこと。
28℃の自動設定にしておけば、空間を快適に保ってくれます。ただし、突然の災害では停電によって止まってしまうことは大いに考えられますよね。
停電時の熱中症対策を覚えておこう
停電時には、外出している場合すぐに何もしてあげることが出来ないため、日頃から事前に備えておく必要があります。
1.冷却マットを置いておく
出典:http://item.rakuten.co.jp/mgs/454216-2/
どんどん室内の気温が高くなると、愛犬も涼しい場所を探そうとします。
そんなときのために、冷却マットを敷いておいてあげましょう。愛犬のお気に入りの場所に敷いてあげれば、少しでも体を冷ますことが出来ます。
2.ペットボトルの水を凍らせてタオルを巻いておく
シンプルな暑さ対策ですが、いざというとき助かるペットボトルの水を凍らせるという対策。
タオルを巻いておくことで、ひんやりとさせることができます。少し手間はかかりますが、すぐにでもできる熱中症対策です。
3.電気のいらない犬用クーラーを置いておく
出典:http://item.rakuten.co.jp/auc-sdk/10000003/?scid=af_pc_etc&sc2id=202756144
停電時にストップしてしまうクーラーだけでなく、電気の要らないクーラーを使用してあげるのもいいでしょう。
冷凍庫で凍らせた保冷剤をハウス内に設置すると、ひんやりとした空気がハウス内に広がるという「オアシス」が人気。一度チェックしてみてください。
いざというときに備えるのも、愛犬家としての重要な役割です。暑い季節がやってくる前に一度自宅の防災対策を見なおしてみてはいかがでしょうか?