暑くなってくるとヤツらがやってくる!愛犬のためにしっかり対策をせねば…と思わざるを得ないコワ~い事件がオレゴン州で発生しました。
果たして原因は何だったのか?愛犬とお暮らしの皆さん、要チェックです!
原因不明の“麻痺”
出典:http://abc7.com/pets/vet-discovers-rare-condition-saves-dogs-life/1353697/
10歳のシェルティーの“オリー”(♂)と一緒に旅行から帰ってきたアル&ジョエル夫妻。帰宅後すぐにオリーが無気力状態に陥り、かかりつけの獣医に連れて行って様々な検査を受けるも、原因不明との診断。日に日にオリーの状態は悪くなっていくばかり。ついには歩けなくなり、トイレも食事もできなくなってしまいました。
安楽死の覚悟
「オリーは家族の一員。常にベストなケアを与えてきたつもりだけど…このような状況で一体何をしてあげたらいいのかと、私たちは途方に暮れてしまいました」と夫妻は振り返ります。夫妻はついにオリーの安楽死を決意することに。
獣医の卵が原因を発見!
出典:http://www.dovelewis.org/blog/landing/ollies-rare-diagnosis/12050/http:/abc13.co/1UaWezi
一刻も早くオリーを苦しみから解放すべく、夫妻はかかりつけ医ではなく、24時間対応の動物病院にオリーを連れていきました。安楽死の準備のため、獣医学部の学生ニーナさんがオリーを撫でて落ち着かせようとしていると、手にオリーの耳に何か膨らんだものが触れました。それが憎き“マダニ”だったのです。
出典:http://www.dovelewis.org/blog/landing/ollies-rare-diagnosis/12050/http:/abc13.co/1UaWezi
写真左2枚がオリーにくっついていたマダニ。オリーの血を吸ってパンパン、巨大化しています。右は通常サイズのマダニです。
オリーはすぐさま全身を剃られ、ほかにマダニがいないかくまなくチェックされました。
見事復活!今も元気です
「マダニによる麻痺なら、元となっているマダニを除去すれば3日で改善するはず」と医師に告げられた夫妻。なんと、それから10時間でオリーは自力で立ち上がる回復力の早さを見せたそうです。
ノミ・マダニよけの首輪をしていたというオリーですが、それでは防ぎきれませんでした。梅雨から夏にかけてノミ・マダニが最も発生する季節です。愛犬への万全の対策を考えましょう。
参考:abc7