これだけ危険と言われても、いまだに小さな子どもや犬を車に残して買い物などに行ってしまう人が後を絶ちません。
カナダのオンタリオ州で、一頭の犬が車に置き去りにされていました。まずはその犬が豪快な方法によって無事に救出される様子をご覧ください。
気温は37度!
近くでお祭りが行われてたという駐車場で、ある男性がBMWの中でぐったりしている犬を発見。アナウンスをかけてもらい、飼い主を呼び出そうと努力するも、50分経っても飼い主は戻ってきませんでした。
BMWの窓より、命が大事
最後の手段として、男性は大きめの岩を後部席の窓に3回ほど投げつけると、窓が割れ、前方の席から犬を救出しました。
結局、飼い主が戻ってきたのは救出劇からさらに50分後。奇しくも、駆けつけた警察と同時だったのだとか。
カナダでは「故意に、違法に、動物を傷つけたり苦しめたりした者には最高約80万円の罰金刑か、1年半~5年の禁錮刑」が科されるそうです。
窓を割った人の罪は?
幸い、窓を割った人に対し、飼い主は訴えを起こしていないとのことです。
とにかく、犬が助かってホッとしました。愛犬家のみなさん、くれぐれもわんこを車に置いていくのは避けましょう。たとえ5分でも、ほんの少しの油断が危険です。
参考:TODAY