東北大学の進める「サイバー救助犬」が首相官邸に登場!

以前こちらの記事でご紹介した東北大学の進める「サイバー救助犬」が首相官邸に登場しました。

震災時に大活躍!?東北大が進める「サイバー救助犬」プロジェクトとは?

2016.03.08

災害救助犬とは

top
出典:http://www.rm.is.tohoku.ac.jp/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E6%95%91%E5%8A%A9%E7%8A%AC/

「サイバー救助犬」は、現在活躍している災害救助犬に、GPSなどを搭載したバッグパック型のウェアラブル端末を装着して、さまざまなデータを計測して救助に役立てるというもの。詳細は前述の記事を御覧ください。

独創的な発想で社会に新たなイノベーションを

28skgikaigi1
出典:http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201603/28skgikaigi.html

「サイバー救助犬」のゴン太君が登場したのは、3月28日に総理大臣官邸で開催された第16回総合科学技術・イノベーション会議

こちらの会議は、内閣総理大臣と科学技術政策担当大臣とが主導し、各省との科学技術・イノベーション政策の企画立案や総合調整を行う「重要政策に関する会議」の一つです。

今回登場したゴン太君は東日本大震災の際には宮城県名取市などに派遣された実績も持ちます。

安部総理からも「サイバー救助犬」への期待のコメントが述べられました。

本日拝見した『サイバー救助犬』は、動物と機械やITを組み合わせた、世界でも珍しい取組です。救助犬の嗅覚や身体能力に、計測・記録・解析と情報伝達の機能を組み合わせ、人命救助を迅速かつ効率的に進めることができます。こうした独創的な発想に基づく研究開発が、社会に新たなイノベーションを生み出すことを期待しています。

 

万が一の震災時の活躍が期待される「サイバー救助犬」プロジェクト。今後の動きからも目が離せません。