「肝」のバランスをサポート!「チキンと春野菜のミモザサラダ」【ペット食育協会監修】

犬をはじめとするペットの家族化が進むなか「うちの愛犬のために手作り食を作ってあげたい」という方や既に作られているという方が増えています。ただ、犬が食べて良いもの悪いもの、レシピの分量や味付けなど、わからないことや不安なことが多くて困っている方もまた多いのではないでしょうか?

そこで『INU MAGAZINE』では「愛犬のための “ご褒美” ご飯」と題して、ペット食育協会の監修のもと、旬の食材を使った愛犬向けレシピコンテンツをお送りします。毎週金曜日の更新なので、週末のお時間があるときに是非チャレンジされてみてください。

ペット食育協会とは?

ペット食育協会(R)(Alternative Pet Nutrition Association;APNA [エイプナ] )」は、「流派にとらわれずにペットの栄養学や食に関する知識を学び、ペットの食事内容を飼い主が自信を持って選択できる判断力を身につけるために必要な情報の普及」を目的とし、2008年(平成20年)1月15日に設立されました。


チキンと春野菜のミモザサラダ

愛犬のための “ご褒美” ご飯」第9回目の今回は「チキンと春野菜のミモザサラダ」。

春は気温の上昇と共に新陳代謝が活発になり、それに伴って 中医学では【肝】の働きも活発になりますが 冬に溜め込んだものもスピードアップで代謝していくため、様々な働きをする【肝】にとっては最もバランスを崩しやすい季節。サポートするためのケア食材を旬の食材とともに考えて見ました。

材料

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体重10キロの子の1食分

  • 鶏肉…………65g
  • 玉子……………1/2個
  • ジャガ芋……………小1/2個
  • 人参……………25g
  • ブロッコリー……………15g
  • グリンピース……………10g
  • 黄パプリカ…………5g
  • オリーブ油…適宜
  • 生姜、酢…少々

作り方

1. ゆで卵を作り、白身は粗みじん切り黄身は裏ごしする。

2. 1を作る間に他の食材を食べやすい大きさに切る。

 

3. じゃが芋、人参を煮て、八部通り火が通ったら、鶏肉以外を入れ煮る。

 

4. オリーブ油で鶏肉を炒め、火を止める前に生姜、酢を入れ3に合わせる。

5. 器に盛り、裏ごしした黄身を散らす。

出来上がり

 

レシピに含まれる栄養素

体内活動が活発になる春に、より必要なエネルギーを作り出すサポート成分のコエンザイムQ10・αリポ酸を含む人参、じゃが芋、【肝】のケアに必要な鶏肉、卵,酢、生姜で機能アップ!

レシピ提供

黒沼朋子
”こだわりの優しさをわんこに”をモットーにトリミングサロン「シアン・シアン」を運営中。ペットと家族の絆をより深めて頂きたく、生活の質の向上・初期段階の手当(予防)に重点を置き、食育もその一つのツールとして講座を展開。各種愛犬家向け雑誌などへレシピの提供・監修・コラム掲載にも携わる。
ペット食育協会上級指導士 ペット栄養管理士 薬膳講師 ブログはこちら