“感動的な交流”に隠された違和感?Amazonプライムの赤ちゃんとライオン犬のCMに批判的な声も

先月(2016年4月)からテレビなどで流れているアマゾンジャパン株式会社が提供するAmazonプライムのCM「Lion(ライオン)」。

新しく産まれた赤ちゃんと先住犬のゴールデンレトリーバーとの交流を描いたこのCMは国内だけでなく、海外でも話題になりました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk

特に鬣(たてがみ)をつけたこの愛くるしい姿にキュンとした方も多かったのではないでしょうか。

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2016.03.29

ネット上でもこのCMに対する賛辞は多く見受けられました。

 

一方で、愛犬家の皆さんからの厳しい声も上がっています。

愛犬に対して冷たすぎる?犬への接し方に批判的な声

もちろん赤ちゃんは可愛いものですし、大事に育てていくべき存在です。育児に奔走するご両親の大変さもあるでしょう。

でも、だからといって寂しそうにしている愛犬に気づきながら取るべき行動はそれでいいのか。

そんな声がネット上では多く上がっています。

改めて見てみると。確かにのけ者にされているようにも

問題のシーンがこちら。

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk
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出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk

部屋の隅っこで寂しそうに佇む犬。このモデル犬の切ない表情が賞賛の要因でもあるわけですが、愛犬家にとっては胸の痛くなるシーンでもあります。

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk

お父さんはその姿に気づきます。そして、お父さんがとった行動は。。。

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出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk
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出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk

Amazon プライムでライオンの鬣(たてがみ)を注文、そして満足気なこの表情。

Amazonの配送が早いのは認めつつも、この寂しそうな愛犬にしてあげるべきことは、他にもっとあるのではないか、そんな思いが一部の愛犬家の皆さんには違和感として残ったようです。

もちろんCM上の演出ではありますが、イメージを誇張するあまり、逆に一部の愛犬家の皆さんには嫌悪感のようなものを抱かせてしまったようです。

筆者は初めてこのCMを見たときには純粋に感動しましたが、犬を想う愛犬家の皆さんの感覚に更に胸が熱くなりました。

皆さんはこの映像にどんな感覚を持ちましたか。そして改めて見てみた時に何を思いましたか。

もしもあなたのご家庭で同じような状況になった時には、まずは愛犬を呼んで仲間に入れてあげてくださいね!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=6nCRigQLndk

 

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